小学校入学前4-7歳の家庭学習教材の選び方、難しいですよね。
- こどもちゃれんじ、
- ポピー、
- スマイルゼミ、
- Z会のほか、
- 市販のドリル
- 学習アプリ
- 最新タブレット教材
など実際に使ってみた口コミアンケート調査を実施し、実際に子どもが楽しく学習継続できた家庭学習教材を教えてもらいました。恐るべき結果となりました。
- 4~7歳のお子さんを持つ母親100人にアンケート調査
- 100人アンケートからの考察
- 親の理想よりも「こどもが気に入るかどうか」が最重要
- 2~4社の無料お試し教材を取り寄せて比較
- 親がどれくらい子どもの学習を見れるかも重要
- こどもちゃれんじ・チャレンジタッチが7割 しまじろうの抜群の知名度やタブレット対応の早さを評価
- こどもちゃれんじ・チャレンジタッチを選んだ理由や良い口コミ
- タブレット教材のチャレンジタッチも好評
- こどもちゃれんじをやめた理由や悪い口コミ
- ポピー 価格の安さ、コスパの良さとシンプルさがママさんからの絶大な信頼につながる
- スマイルゼミ タブレットでの文字書きやすさが大好評
- 公文式の市販ドリル 1枚の分かりやすさ、切りの良さ
- Z会 様々な付属本があってワークにも工夫 満足度は高い
4~7歳のお子さんを持つ母親100人にアンケート調査
2023年2月に、インターネットにて、4~7歳のお子さんを持つ母親100人にアンケート調査を実施しました。
質問の内容は、以下の3つ。
- 子育て(4-7歳)の時に使った幼児向け学習教材と他に比較検討した教材、選択の決め手について教えてください。
- 1で答えた幼児教材、毎日やらせるのは大変ですよね、どのように工夫して活用したか(しているか)を教えてください。
- 1で答えた幼児教材、「ここがよかった」というおすすめポイント、「ここが良くないから改善してほしい」という不満点を教えてください。
その結果は以下のグラフとなりました。
こどもちゃれんじ・チャレンジタッチ・こどもちゃれんじEnglish | 69 |
---|---|
ポピー | 9 |
スマイルゼミ | 7 |
公文式の市販ドリル | 6 |
Z会 | 4 |
七田式プリント | 2 |
学研の市販ドリル | 2 |
学研の市販ドリル | 1 |
(合計) | (100) |
100人アンケートからの考察
個別の学習教材の口コミ評価に入る前に、4-7歳のお子さんを持つママさんが、家庭学習教材を選ぶために考えた内容の傾向をまとめます。
親の理想よりも「こどもが気に入るかどうか」が最重要
100人のママさんのうち90%以上が家庭学習教材を選んだ一番の理由として、「こどもが気に入った」という点を挙げています。
家庭学習教材には、それぞれ、基本的な教育理念がありますよね。それに基づいて教材を開発し、実際に利用された親・保護者からも意見や要望を聞きながら改良を重ねてきています。まだ数年しかたっていないタブレット教材を除く、紙の教材については、各社とも完成の域に達していますよね。
親・保護者としても、こどもに「こうなってもらいたい」「こんな勉強をしてもらいたい」という理想はありますが、結局のところ、小学校入学前の4~7歳のお子さんですと、そんなことを説明しても聞いてもらえません。
「こどもが気に入るかどうか、食いつくかどうか」
この一点で、お子さんがその後も家庭学習を継続できるかどうか、学習習慣がつくかどうかが決まるようです。
2~4社の無料お試し教材を取り寄せて比較
また、100人のママさんのうち7割近くの母親が
複数のお試し教材を取り寄せて、子どもが一番気に入ったものを選んだ
と回答しており、各社の無料お試し教材を実際に取り寄せ、お子様に全部を試してもらっているようです。
もちろん、まったく興味を示さない学習教材もあったでしょうが、、
逆に、複数の家庭学習教材を比較しなかったママさんからは
一択で選んじゃったけど、いろいろ無料お試し教材を試せばよかったと後悔
という口コミが目立ちました。
親がどれくらい子どもの学習を見れるかも重要
個別のアンケート回答や口コミには無かったのですが、教材選定には、親がどれくらい子どもの学習を見れるかも大きなウェイトを占めるようです。
もしも座談会形式で行っていたら、
ママが産休中・専業主婦なのか、フルタイムで働いているのかなどによって、選べる教材は違う
という結論になっていたのではないかと思います。
子どもが一人で勝手にやってくれる自学自習スタイルは4歳から7歳の幼児ではなかなか難しいもの。
最初はある程度、親が一緒に付き合ってあげる期間が必要がありそうです。
- 親子でのコミュニケーションを深めるツールとして、親子で一緒に取り組みやすいのは紙のテキスト教材
- ゲーム感覚で取り組めてお子様の集中力を高められ、親が忙しくてもある程度大丈夫なのはタブレット教材
という傾向があるようです。
こどもちゃれんじ・チャレンジタッチが7割 しまじろうの抜群の知名度やタブレット対応の早さを評価
ベネッセのこどもちゃれんじ・チャレンジタッチが7割とダントツのシェアの高さとなりました。
もちろん、当サイトでも多いとは予測していましたが、こんなに多いとは、、、、正直考えていませんでした。
大手で老舗ならでは積極的な教材の見直しや改善で、実際にお子様の反応が良いようです。
さらに、キャラクターの「しまじろう」を使った粘り強い宣伝、お友達紹介制度などを活用しているようです。
親がチャレンジ・赤ペン先生で育ったから
というのも老舗ならではですよね。
こどもちゃれんじ・チャレンジタッチを選んだ理由や良い口コミ
こどもちゃれんじ・チャレンジタッチを選んだ理由として多かったのは、
- 子どもがしまじろうが好き
- お友達がやっている、お友達紹介があった
- 「こどもちゃれんじぷち」「こどもちゃれんじBaby」からの流れ
- 他の教材に比べ、カラフルな教材にこどもの食いつきが良かった
- タブレット教材ならゲーム感覚でやってくれる
- 知育玩具や「えでゅとい」で楽しんでいる
- タブレットのみ・タブレット+紙のテキスト・紙のテキストのみ、が選べる
といった理由が多かったですね。最安値の料金とは言えませんが、小学校入学前のお子さんの興味を効果的に引き付ける教材づくりや仕組みづくりが充実しており、やはり大手老舗としての強みを活かしてますね。
タブレット教材のチャレンジタッチも好評
タブレット教材のチャレンジタッチも好評なようです。親としては最初はタブレット教材に懐疑的だった方も多く、今回のアンケートでも、約半数が紙の教材を使っているようでした。
逆に言えば、このたった数年で約半数近くがタブレット教材になっているというのは、ものすごいことです。
こどもちゃれんじをやめた理由や悪い口コミ
一方、「最初、こどもちゃれんじをやっていたけど、他の教材に乗り換えた」というママさんもいます。
- 付録やおもちゃ・DVDしか見ない
- 付録やおもちゃ・DVDが場所を取って邪魔
- 付録やおもちゃ・DVD無しでいいから値下げして
といった、教材本体よりも付録やおもちゃ・DVDや価格に関する悪い口コミが目立ちました。
ポピー 価格の安さ、コスパの良さとシンプルさがママさんからの絶大な信頼につながる
こどもちゃれんじとポピーの無料お試し教材を取り寄せて比較している方が非常に多かったですね。
そのうち、ポピーを選んだ理由として、
- 値段の安さ
- コスパの良さ
を挙げる人がほとんどでした。
こどもちゃれんじとの対比として、
- 付録が無くてシンプルで分かりやすい教材
を高く評価する声もありました。
スマイルゼミ タブレットでの文字書きやすさが大好評
スマイルゼミでは市販のタブレットではなく、専用のタブレットを使います。このタブレットとペンの反応がすごくいいらしいんです。文字が書きやすく、反応がおかしくなったりして子どもがかんしゃくを起こす事が少ない
公文式の市販ドリル 1枚の分かりやすさ、切りの良さ
集中力の短い小学校入学前のお子さんにとって、勉強が短い単位でできることは重要。公文式ならではの1日1枚の分かりやすさはお子さんにも納得感があるようです。
Z会 様々な付属本があってワークにも工夫 満足度は高い
難しそう
と食わず嫌いで敬遠する方もいるZ会。実際に利用されているお子様のママさんからの満足度が高いんです。
メイン教材のワ-クにもできたらシールを貼るなど細かく工夫がされていて、他にも
- 絵本、
- 塗り絵、
- 家族で体験
- 親向けの冊子
など、親も楽しんで一緒に取り組める教材が充実しているようです。